だが、情熱はある 最終話あらすじとネタバレ!たりないふたり(若林と山里)の結末は?


だが、情熱はある」の最終話(第12話)が6月25日の22時30分に放送されました。
オードリー」「南海キャンディーズ」として活動しながら奇跡的な出会いで結成された「たりないふたり」というコンビがどのような結末となったのか。そのストーリーが明らかになりました。
今回の記事ではドラマ「だが、情熱はある」最終話あらすじを紹介していきます。ネタバレ要素もありますので、ご承知いただければと思います。

「だが、情熱はある」最終話のあらすじ

「だが、情熱はある」公式サイトのあらすじ

20215月、オードリーの若林正恭(高橋海人)と南海キャンディーズの山里亮太(森本慎太郎)で結成されたユニット「たりないふたり」は、12年にわたる活動の集大成となる解散ライブの日を迎える。コロナウイルスの影響の下、無観客でのネット配信にも関わらずチケットは54千枚が売れ、2人を引き合わせたプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)も「東京ドームで漫才やるようなもんだよ」と感慨もひとしお。

運命の配信まであと数分。若林正恭の実家では母・知枝(池津祥子)と姉・麻衣(箭内夢菜)が食事を我慢してPCの前に張り付き、片や山里亮太の実家では配信前に食事を済ませようとする父・勤(三宅弘城)、母・瞳美(ヒコロヒー)、兄・周平(森本晋太郎)が慌てて食事をする。

その頃、ヒップホップユニット「クリー・ピーナッツ」のDJ杉内(加賀翔)とL田雲(賀屋壮也)は、ライブにサプライズ出演するため劇場入り。数年前までは全くの無名で、何をやってもうまくいかずに自信をなくしていた2人は、若林正恭と山里亮太の番組「たりないふたり」を繰り返し見て「俺らは俺らのままでいいんだ」と気持ちを鼓舞。若林正恭と山里亮太をリスペクトし過ぎて、面識もないのに「たりないふたり」の歌を作って勝手にCDをリリースしてしまったのは、2016年のことだ。

一方、若林正恭に誘われて芸人になった春日俊彰(戸塚純貴)はどこかのカフェで、山里亮太に見いだされてコンビを組んだしずちゃん(富田望生)はテレビ局の楽屋で、運命の解散ライブを見届けようとしていた。

そんな、誰かの人生を確実に動かしてきた若林正恭と山里亮太。それぞれの控室で出番を待つ間、緊張する山里亮太はウロウロと落ち着きなく歩き回り、若林正恭はその足音が気になって仕方がない。

そしてついに無観客解散ライブがスタートし、もがき続けた男と男が互いの底の底をさらけ出す。カメラの向こうで約5万人が熱狂した、あの伝説ライブの真実がついに明かされる。

そしてライブの後、2人だけに見えた景色とは?笑いと涙の青春サバイバルストーリー、ここに完結する。

引用:https://mdpr.jp/drama

「たりないふたり」解散ライブまでの流れ

たりないふたりの歴史

2012年 バラエティ番組「潜在異色」で若林正恭と山里亮太が共演、「たりないふたり」結成
2014年 「もっとたりないふたり」放送開始
2019年 「さよならたりないふたり~みなとみらいであいましょう~」@横浜ランドマークタワー
2020年 「たりないふたり2020 春夏秋冬」と題し季節ごとに放送(冬の公演はコロナで延期)
2021年 「明日のたりないふたり」無観客ライブ@下北沢

「だが、情熱はある」最終話ネタバレ

ドラマ「だが、情熱はある」の最終話は、たりないふたりの解散ライブ「明日のたりないふたり」に向かう若林さんと山里さんの心情と、二人をとりまく人たちの期待が入り交じるシーンが描かれていきました。

実際に行われたライブは2時間を超えるものでしたが、ドラマでは主要を部分を抜粋されて放送されました。

とはいえその再現度は素晴らしく、実際にライブを見た人ならば「こんなところまでやるか!」と感嘆してしまうほどの素晴らしい再現度でした。

「たりないふたり」解散の理由

下北沢で行なわれた「明日のたりないふたり」のライブは2時間を超える長いライブでしたが、ライブの中でお互いが解散に踏み切った心の葛藤がこんな風に語られていました。

若林と山里の葛藤

・若林も山里も結婚し、「たりてる側」になってしまったのではないか
・年齢的にも後輩を引っ張っていく立場なのに、いつまでも噛みついていられなくなった
・山里に限っては大女優と結婚してタレントとしても成功しているため無理が出てきた

漫才の中で山里の本性を暴こうとする若林

これだけの成功を収めている山里亮太さんが、この期に及んでもSNSなどで妬み嫉みの発言を繰り返していることに若林さんは山里さんの本音と本性を曝け出させようとします。

実際のライブも観ていましたが、即興の漫才とコントで思い付きのシチュエーションながら、若林さん・山里さんの心の本質に迫るやりとりにはヒリヒリするものを感じました。

若林さんは山里さんに対して

・妬み嫉みを捨ててこれからは新しいスタイルでやっていくのか
・どんなに成功しても妬み嫉みを捨てずにやっていくのか

そんな選択を迫るやり取りが繰り広げられる中で、結局山里さんは「妬み嫉み」を武器に相手の懐に入り込み、負け顔をしながら下から関節技を決めて、マウントを取るというお家芸を捨てることはできないと言い切ります。

一方の若林さんも、たりないふたりで若林さんと山里さんの「たりない部分」をどんなに嘆いて吠えて噛みついたところで、それに共感してくれる素晴らしい人たちとの出会いや出来事しか起こらないことに喜びを感じながらも、

・自分たちはこのままでよい

・たりないままでよい

そういったことを受け入れられるようになってきたことをステージの上で様々なコントを交えて展開していきます。

「たりないふたり」は本当に解散したのか?

山里亮太さんはツイッターで、若林さんがまた二人で漫才したいと言ってくれないかなぁといったニュアンスのことをつぶやいていました。

解散ライブが行われた時期は、若林さん・山里さん共に大きなライフステージの変化があり、コロナ禍という環境のなかで自身も変わっていかなければならないという想いもあったのかもしれません。

ですが、山里さんもDAY.DAYのレギュラーが決まったり、オードリーもヒルナンデスを卒業したりと、また大きくステージが変わりました。

若林さんと山里さんの気持ち次第では「たりないふたり」も続編があるのではと期待してしまいます。

最終話の放送後には「たりないふたり」の公式ツイッターアカウントが久しぶりに更新されましたね!

若林の救急搬送

明日のたりないふたり」の無観客ライブ終了後、若林さんは体調を崩して救急車で運ばれます
これも実際に起こったことですが、若林さんは2019年に開催した日本武道館ライブのあとも、救急搬送されないまでも似たような状態になったことがありました。

幼い頃にお医者さんに言われたように、緊張やストレス、アドレナリンが極度に高まり、その全てから解放されたあとはエネルギーを使い果たしてしまうのかもしれませんね。

来年2024年2月にはオードリーの東京ドームライブを控えておりますが、若林さんは同じ状況にならないために現在自転車通勤で体力向上のために頑張っています。

「だが、情熱はある」春日のエアロビ

ツイッターでは戸塚純貴さん扮する春日さんがエアロビの恰好でダンスしている様子がツイートされていました。
最終話では春日さんのエアロビの様子もほんの少しだけ描かれていましたね。

若林さん・山里さんふたりの熱量とは対照的なマイペース春日さんがいい感じでした笑

「だが、情熱はある」最終話まとめ

最終話では下北沢で行なわれたライブ「明日のたりないふたり」での再現ライブがシーンのクライマックスになりましたね。

ライブの最後にサプライズで登場したCreepy Nutsのシーンまで再現されていることに驚きを隠せませんでした。

かが屋さんのパフォーマンスすごかったですね!DJ松永さんが泣く仕草や、山里さんの「あ…ソーシャルか。。」のくだりまで細やかに再現されていました。

ナレーションを務めた水卜アナもまさかのご本人登場でした!