ナダルが打球を当ててしまったボールガールがかわいい！名前はアニータで現在の姿は

全仏オープンの混合ダブルスで見事優勝を果たした日本の加藤未唯選手（ザイマックス）。
失格騒動を乗り越えての優勝に世界中から賞賛の声があがる一方で、試合中の態度がスポーツマンシップに反するとして対戦相手ペアの2人が批判に晒されるという騒動がありました。

とりわけスペイン出身のサラ・ソリベストルモ選手に対しては同国出身で元世界ランキング1位のラファエル・ナダル選手を引き合いに「ナダルならあんな態度はとらなかった」といったバッシングの声も。

ナダル選手といえは2020年の全豪オープンの試合中に打球をボールガールに当ててしまうというアクシデントがあり、その際にとられたナダル選手の振る舞いがとても紳士的でスポーツマンシップに則った素晴らしいものだったとして話題になったことがありました。

その時の様子がとても微笑ましく、ボールが直撃してしまった当時のボールガール（名前はアニータといいます）がとても可愛らしいということが当時も話題になっていたため今回改めてその時の様子とアニータについて詳しく紹介していきたいと思います。

ラファエル・ナダル選手が打球を当ててしまったボールガールがかわいい！当時の映像を紹介

アニータというボールガールにナダル選手の強烈な打球が直撃したこのアクシデントは2020年1月23日に開催された全豪オープンシングルス2回戦、世界ランキング1位のラファエル・ナダル選手がフェデリコ・デルボニス選手（アルゼンチン）に3-0でストレート勝ちした時の試合中に起こりました。

フェデリコ・デルボニス選手の放った強烈なサーブをリターンで打ち返したナダル選手のこれまた強烈な打球が、ネットポスト付近にいたボールガールのアニータの頭部に直撃しました。

すぐさまナダル選手はボールガールのアニータに駆け寄り、アニータの様子を案じます。
アニータも笑顔で対応したことで無事が確認できたナダル選手はお詫びにアニータの首元にキスをします。

出典：https://www.afpbb.com/

出典：Youtube

ヒヤリとした空気が一変、和やかなムードに包まれたこのシーンは当時とても話題になりました。
ナダル選手は当時のことをこう回顧しています。

コート上で最も恐怖を感じた瞬間だった

ナダル選手の粋な行動も話題となり、世界ランキング1位にふさわしいスポーツマンシップということで今もなお語り継がれています。

ナダル選手は試合後、ボールガールのアニータの元を訪れて自身のヘアバンドをプレゼントしました。
当時のことについてナダル選手はこうコメントしています。

彼女が健康そうでとてもうれしい。アニータ（Anita）は勇敢な少女だ！

ナダル選手は更にその試合の翌日、アニータとその家族と会う機会を作りました。
その時には当時13歳のアニータさんに「私の友人、アニータへ」とサインを入れたキャップをプレゼントしたのだそうです。

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この時に交わしたナダル選手との交流についてアニータは豪紙「ヘラルド・サン」の紙面で以下のようにコメントしています。

彼はとてもフレンドリーで良い人で、とても親切。本当に素晴らしいスポーツマンシップを示してくれた

この時アニータ家族とナダル選手は20分ほど一緒の時を過ごしたのだそうです。

2020年に起きたナダル選手とアニータのこの出来事から3年が経った現在、当時13歳だったアニータは16歳になっているはずのアニータですが、現在の姿を確認できる情報は見当たりませんでした。

その代わりに試合数日後に収録されたアニータのインタビュー映像を紹介します。