キャンドルジュン会見全文文字起こし 全容理解のため一言一句記載

2023年6月18日、キャンドルアーティストキャンドル・ジュンこと廣末順さんが都内で緊急会見を開き、妻で俳優の広末涼子さんと料理家である鳥羽周作氏との間で報道された一連の不倫騒動について事情の説明と謝罪を行ないました。
1時間半という会見でしたが、今回の記事ではセリフの切り取りによる誤解を招かぬよう一言一句全文を文字おこししました。小見出しについては皆さんが読みやすいようにつけさせていただいております。

キャンドルジュン会見全文文字起こし 全容理解のため一言一句記載

本日はお集りいただきありがとうございます。
キャンドル・ジュンです。
キャンドル・ジュンこと廣末順と申します。

まずはじめに、私の妻「広末涼子」が多くの方々にご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。

そして、相手方のご家族、親戚、ご友人関係者の皆さんにもご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。

妻・広末涼子について

それでも、最初にまず皆さんと、また皆さんのその先にいる、視聴されるのか拝見するのか、皆さんにお伝えしたいことの一番は、妻「広末涼子」は育児放棄をしたことは今まで一度もありません。

私にとっても良き妻ですし、何よりも子供たちにとって最高の母であり、家族や親戚の中でも最も頑張る素敵な女性です。

それだけはまず最初に伝えさせてください。

座って話すって言ったんですけど、座って話していいんだろうかって気持ちになってしまったので、、ですが、、座ります。すいません。(軽く微笑み会場が少し和やかな雰囲気に)

「お楽しみに」という発言についての謝罪

キャンドル・ジュン
出典:https://www.sponichi.co.jp/

(沈黙が続き)

えと、、、、、「早く喋ろ」ですよね。。すみません。。(軽く微笑む)

言葉を選ばなければ、「どこかだけを切り取られて放送されればそれが真実となること」を私は2010年に彼女と結婚してから思い知った事です。

それはメディアの方達のせいではなくて、自分が言葉を選ばなかったから、そうなることを想定していなかったからと思って反省しました。

ですが、先月の6月11日の、、先月じゃなかった、、今月です。611日の月命日(つきめいにち)において、自分が最後にマイクで色々お話したあとに、「お楽しみに」という言葉を使った結果、多くの誤解を生んでしまいました。
それもまず最初に謝罪したいと思います。

そのあと確か、あの日の全文がということもネットで見ましたが、あの日話したことはこれから話すこと、また同じことになるかもしれませんが、しばらくお付き合いいただければと思います。

キャンドル・ジュンについて

キャンドル・ジュンは10代の終わりに一人暮らしをする際に、

なんのために生まれてきたんだろうか
なにをすべきだろうか

と思い悩み、自問自答する時間を多く持ちました。

その際にキャンドルと出会い、結果的には「どう死のうか」ではなくて「どう生きようか」、そういったことを決める指針になってくれたのもキャンドルでした。

自分は普通の人と違うかもしれない
いちいち色んなことも「本当にこれで合っているんだろうか」「何が正しいんだろうか」って、悩むだろう

、、でも。

生きると決めたからには自分で自分の命を作ろうと。
キャンドルが自分の寿命に例えられるというお話もあるかと思いますが、自分で生きると決めたから自分の命を作ろうと思いキャンドルを作ることを始めました。

結婚前と結婚後のメディアとの関係の変化について

キャンドルジュン
出典:http://fujirockexpress.net/

当時のメディアでも「キャンドルアーティスト」として取材いただいたりとか、結婚前はいくつかの深夜番組ですとか、ファッション誌やカルチャー誌にも取り上げてもらうことがありました。

自分の肩書はキャンドルアーティストではなく、キャンドル・ジュンというもの自体が名前であり自分の職業であるということを表現したかったのですが、皆さんの便宜上キャンドルアーティストという肩書をつけてもらっておりました。

当時の取材は写真の確認ですとか文章の確認等々が当たり前のように行われておりました。
ですが結婚してからは、家を出てもどこに行っても多くのメディアの方達がいきなりカメラを向けて来られて、何も喋らなくても「あることないこと」書かれ、メディアの方達と自分の関係が大きく変わることになりました。

そんなことはでも、ちっちゃいことなんですけど、今日自分が皆さんに黙っていたことを話そうと思い、この場があります。

出会った頃の広末涼子さん、ご長男とその実の父親について

自分が妻と出会った頃、その時の彼女は心が不安定で、そのあとの結婚してからの「良き妻」であり「良き母」である彼女とは180度違う人物でした。

出会ってからは毎晩のように連絡をしてくれたり手紙を送ってくれたり、ありがたいなと思う反面まだ小さい長男がいることも知っていたので長男も一緒に連れてきたらどうだ?って言いました。

当時の長男は大人の男たちがママに近付いたらすごい形相で殴ったり蹴ったりするような子でした。
そんな長男と向き合わなければと思って、彼女と結婚させてもらいました。

長男の実の父とは友人でした。

「自分が彼の父になるから」
「強くてカッコいいやつにするから」

そういう約束をして、一切会わないでほしいってお願いをしました。

結婚後の生活

結婚してからは沢山のメディアに追われたり「あることないこと」書かれたり大変でしたが、家族は本当に幸せでした。

ですが当時の事務所の社長は

彼女とのツーショットを出すことは禁止です
家族のことを語るのも禁止です

そういうルールを約束してくださいと言いました。

当時の自分はそのことに対して本当の意味がわかっておりませんでしたが、とにかく見た目も普通の人と違いますし、胡散臭いだろうし、刺青も入っているし、ピアスも入っているし、マイナスだらけだということは自分でも認識していました。

ですから極力彼女の事務所や彼女の家族たちが望むことを叶えられるように、そう努めました。

キャンドル・ジュンとしての活動

キャンドルジュン
出典:https://www.asahi.com/

キャンドル・ジュンは東京の夜にしか生きていませんでした。
夜の街で様々な方達と出会い、夜の街を照らすことが仕事の主(おも)でもありました。

でも結婚してからは夜の街にも近づかないようにしよう、夜の仕事も断るようにしよう、お酒はその以前から飲んでいませんでしたが、とにかく「あることないこと」書かれても子供たちに迷惑がかかるから色んなことを変えてみました。

自分は自分自身のためにキャンドルを灯す(ともす)ということを始めました。
自分自身に誠実であるように嘘がないように。
若い子供時代の自分が大人になった自分を見た時に「カッコ悪いやつだな」って思われないように自分自身に誠実であろうと思って、灯すべき時に灯すべき場所で灯そうと、そんな仕事をしてきたつもりでした。

被災地での活動

キャンドルジュン
出典:https://www.ethica.jp/

2001年に広島・宮島で原爆の残り火である「平和の火」というものを灯さないかというオファーを、チベットのダライ・ラマさんが呼びかけて、聖なる音楽祭という音楽祭があり、近藤等則(こんどうとしのり ※トランぺッター)さんにお声がけいただきました。

これまでは自分のための火を灯す、ですから、当然火を灯したら火を消すことがセットだったんですけれども、平和の火を灯したら「この火は消さないでほしい」と言われました。

それは「核兵器が世界からなくなっていないではないか」「戦争も終わってないじゃないか」それを訴えるための火だからと。
意味はすぐわかります。

でも「消さないでほしい」が目的になっていませんか?と思いました。

だから自分はその平和の火を消す時に約束をしました。
いつか世界から核兵器をなくして、戦争という争い方がなくなる日を創る、自分が戦争を終わらせるんだ、って。
そしてそうなった時に初めて亡くなった方達に、長い時間はかかったけれどもようやく皆さんの悲しみを世界が学んで、

核兵器がなくなったよ
戦争がなくなったよ
ありがとう

と感謝を伝える追悼の灯を灯したいと約束をしました。

そこからアメリカのニューヨークのグラウンドゼロにも、広島や長崎や沖縄で灯したキャンドルを持って旅をして灯しに行き、終戦記念日には中国に渡り中国で灯し、そういった戦争やテロがあった場所を灯すという活動を続けてきました。

キャンドルを灯したからといって世界の戦争が終わるとは思っていません。
でも、自分のできることでその場に行き、そこでいまだに苦しんでいる方達に会い、話を聞き、全てを自分事にするために旅をしてきました。

そこから、、

これは誰でもわかると思うんですけど、悲しみが生まれたら憎しみが生まれて新たな争いが生まれる。

この繰り返しをしているだけだと思うんですけど、その悲しみから学び、喜びに変えることができればこの連鎖は終えることができるんじゃないかって考えました。

「じゃあ、どうすればいいんだ?」って、一生懸命考えましたが、、。

日本で戦争とかテロの話をしても「お前偉いな」って言われるだけで、なかなか現実味がありませんでした。

福島の被災地支援で地元のおじちゃんに言われたこと

キャンドルジュン
出典:https://www.tfm.co.jp/

それでも、まぁ色んなご縁で、、伊豆の方で大地震を受けたりですとか、新潟の中越地震とご縁があって、震災の悲しみに向き合うきっかけをいただき、これもまた一つの悲しみではないかと考え、であれば被災地支援をすることで悲しみから喜びへという癖がつくんではないかと思ってそういった活動に切り替わってきました。

核兵器に関しては「核の平和利用」ということの、原発というものがあったので、この唯一の被爆国である、そういったことを訴える意味にも原発はいらないんじゃないかと思い、原発反対運動にも参加していました。

これは、結婚したあとですが、311日の震災・津波・原発事故があり、Love For Nipponという団体を立ち上げ福島に通う日々が始まりました。

自分は自分なりに原発反対運動をしてきたつもりでしたが、福島の沿岸部に通って物資提供していく中で「炊き出しをしてほしい」と言われ、どうしてもそれは一人では行えなかったから地域の地元の消防団のおじさんに手伝ってもらった際、そのおじさんに言われました。

「おめぇ知ってっか?あれ、おめぇたち東京もんの電気作ってたんだぞ」って。

自分はどこか、広島や長崎や沖縄を巡っていっても、このひどい悲しみは自分がやったことではない、自分のおじいちゃん達世代がやったことだ、、って、誰かのせいにしていました。

自分事にしたいってずっとやってきましたが、これまでの活動も結局は誰かのせいにしている自分がいました。

でも、自分なりに必死に一人で事故当時から昼ともなく夜ともなく物資を積み込み福島の沿岸部を通い、自分なりに頑張っていたつもりだった、それでも、

「おめぇ知ってっか?あれ、おめぇたち東京もんの電気作ってたんだぞ」って言われた時にすぐ浮かんだのは、

知ってますよ
僕はでも原発反対運動してましたよ

って、口のここまで出そうになりましたけど、自分は確かに東京に暮らしているし、反対運動してたけど本気で、本気で停めようと思ってやってたかなって思ったら、カッコつけた、、原発反対運動の中でも「俺は違うぞ」っていう、カッコつけた反対運動してただけなんだなって思って、謝りました

大したことないかもしれないんですけど、大人になって社会に出て生きてくってことは、ひとり一人と何かしらの約束をしてんじゃないかなって。その約束を守んなきゃいけないんじゃないかなって。

今でも悔しくて、普通には語れないんです。

それはなんでかって言ったら、

自分が原発つくってないから
自分が原発いいと思ってないから

そんな気持ちがどこかにあって、どこかで自分のせいじゃないって思いながら謝ってる、、って。
整理がつかないからカッコ悪いなって。
そんな複雑な心境になっちゃうんです。

でもだからこそ福島に通わなきゃって、決めて。
それからもずっと福島に通い続け、今でも通い続けてます。

だからって、原発がなくなるか?って。
そう、思ってます。

12年間ひたすら通い続けて、今この状況になった時も、まぁそれは福島だけじゃないですけど、熊本だとか、長野だとか、色んな被災地域の方達から

「順さん、辛かったら、うちおいで」って。
「自然の中で子供たちとのんびりやればいいよ」って。

たくさん仲間ができたから、、まだまだ福島県民全員と仲良くなるには時間がかかりますけど。。

自分はこれからもずっと福島に通い続けて福島の方達全員と「やっぱ原発いらねぇよ」って。
もっと各地域でちっちゃく電気作って、それぞれで作ってそれぞれで使えばいいんだよって。
今でも原発がある地域の人たち、福島においでよって。
もし原発に何かあったらこんな大変なことになんだぞって。

自分の頭の中とか心の中には沢山の被災した方達の経験とか想いが詰まっています。

でもそこには悲しかったこととか悔しいこととかではない、それ以上にそれをどうか、まだ経験してない人たちに伝えてほしいんだよって、そう締めくくる言葉ばっかりです。

ありがたいことなんですけど、悲しみが起きたところに行って自分が出来ることをさせてもらって、皆さんが体験したことをもらうことが自分の財産になっています。

悲しみを知る人が強いっていうのは、本当もしかしたら何か犯罪をしてしまった人の、その人は確かに社会的には悪いかもしれないですけれども、その家族や親戚は何も悪いことしてないはずです。

そういった人たちも身を隠さなければいけない、誹謗中傷を受けるような今のこの状況です。

妻・広末涼子の変化について

自分が妻のことを、会社や家族や親族が一生懸命隠してきた「彼女が急変してしまう理由」は、彼女が憧れだった芸能界に若くして入り、その当時の芸能界を自分は中身を知るわけはありませんが、想像するに今よりも強烈な、強烈なプレッシャーが、、。メディアの方達の取材もそうかもしれません。
テレビや制作サイドの人間たちの「芸能界はこうだから」というプレッシャーがそうなのかもしれません。

ありがたいことかもしれませんが、熱心なファンの人たちの行動もそうなのかもしれません。

そういった強烈な出来事が、真面目で優等生だった彼女を、全部なんとか頑張って受け止めようと、求められることに応えようと、必死になっていった先に、心が壊れてしまったんじゃないかなって、思います。

彼女はいつもメイクなんかしないし、美容だなんだってことも何もきにかけずひたすらに家事のことをしたり、子供たちの学校行事や子供の友人たちのお母さんたちとの仕事などに没頭していて、メイクだとか香水なんか全然つけないんです。

でも過度なプレッシャーがかかったりだとか、不条理なことに出くわしたりだとか、そうなってしまうと、濃い化粧をして派手な格好をして、眠ることができず、常に何かを書いていなければ心が収まらず、誰かに連絡をしたり、豹変してしまうんです。

結婚してから何度かそういうことがありました。

自分が結婚したからにはもうそんなことはないだろうと思っていましたが、何度かあった際も事務所はひたすら

「今は我慢する時だ」
「隠さなければいけない」

家族たちも、彼女が場合によっては社会的に不条理なことをしてしまっていても、黙って見守るしかできない。

特に自分や彼女の事務所社長よりも大変だったのは、彼女の母だと思います。

本来であればおかしなことをしたら叱るのが母だと思いますが、叱ることで彼女が遠ざかってしまう。
そういった状況になった彼女にモノを言う人を彼女は遠ざける、逃げてしまう、そういうこともあったので、彼女の母はずっと、こんなことがあっても耐えて、自分の子供たちの面倒を見に来てくれていました。

彼女の親戚たちもそうです。
彼女の友人たちもそうです。

色々言ったらもっと彼女がひどい人になってしまって、事情もわからない人たちに助けを求めてしまうだろうって。

そうなってはいけないから、彼女が気晴らしにって言うんだったら

「朝までカラオケ付き合うよ」とか
「飲みに行くのも付き合うよ」って。

なるべく一人にしないほうがいいからって。

自分もそういった場面の時に戸惑いもありましたが、それまで彼女を守ってきた皆さんのルールに従って、どんなことがあっても、自分の友人にも家族にも誰にも言わず、自分の中に留めてきました。

メディアの在り方について

キャンドルジュン
出典:https://new.veritacafe.com/

うちには家にも自分の電話にもメールにも会社にも、うちのお店にもスタッフにも、あらゆる脅迫電話や脅迫ファックスや手紙がずっと来ていました。

かつてLove For Haiti(ラブ・フォー・ハイチ)というイベントを2011年1月に渋谷で開催した際は、渋谷警察署に私の殺害予告が入り、20~30名の私服警官が来て今すぐイベントをやめろとも言われました。

殺害されることはありませんでしたが、その一件をそれ以上、犯人は誰なのかということを追及されることもありませんでした。

様々にやってきたカミソリの刃や拳銃の弾や脅迫文などは代々木警察署に出して相談しましたが、犯人が誰かというところまで追及することはありませんでした。

最近ではメールやSNSなどに匿名での様々な誹謗中傷が送られてきます。

メディアの方達は、誰かわからない人たちも、いきなり自分にカメラを向けてきて許可もしていないのにテレビで流したりメディアに流したりしています。

匿名の方達が送ってくるコメント、それも確かに辛いです。

でも、メディアの方達が、かつての正しいのかそうでないのかわからない情報が残っているソレを元に「さも、そうだ」というふうに書かれて。。
それも自分にとってはなんら変わらないものだと思っています。

自分が被害者だということを言うつもりはありません。

なんで今日こういう時間を持ったかというと、次男や長女は、長男が自分と血が繋がっていないということは、まだ知りませんでした。

一生懸命、次男の心の成長を見て、折を見て話そうって、思っていました。

長女も、多感な時期を越えて、その時が来れば話そうと思っていました。

こんな形で下の子たちが内の事情を知り、本当かどうかもわからないことを多数目にして、何も悪いことをしていない内の子供たちはどうやって外を歩けばいいんでしょうか。

キャンドルジュン
出典:https://readyfor.jp/

うちのご近所さんも、事務所のご近所さんも、代々木上原の街の長年お付き合いのある方達も、

「大丈夫?順さん」て、気遣ってくれますけど。
「順さんの味方だよ」とかって言ってくれますけど、自分じゃないんです。

うちの子供たちと相手方の子供たちの、まだ何も選択もできず主張もできない子供たちのことを、

どうか今の日本のメディアの皆さん
芸能界の皆さん
テレビ局の皆さん
新聞社の皆さん
ネットでメディアを持ってる方々
自分を匿名のままで意見を言う皆さん

考えてみてほしいんです。

いま福島の復興って言っても風化していくことは否めないと思っていますが、世界では、そして日本のメディアでもSDGsってみんなしきりに取り上げています。

テレビやメディアの皆さん、SDGsの意味って、なんですか。

自分はテレビだとかメディアに出るための事務所に所属していません。
だからこうしてひとりで慣れない記者会見を開きました。

そこに皆こうやって集まってきてくれています。

みなさんお願いします。

どこかだけを今日、切り取っても構いません。
でも、必ずこの中の誰かがこの記者会見のすべてを流してくれるはずです。

その時皆さんも自問自答してみてください。

あなた達が子供だった頃
学生だった頃

どういうメディアの仕事がしたかったか
どういう記者になりたかったか
どういうカメラマンになりたかったか
どんなことをテレビで扱いたかったか

自問自答してみてください。

どこの局も使わなかったとしても、

ワイドショーだとかしてる司会者の皆さん
コメンテーターの皆さん

自分に会いに来て、自分の話を聞きましたか。

自分の子供たちや、相手の子供たちのことを我が子のように置き換えて考えてモノを言っていますか。

大手の企業が何か不祥事を起こしたらどんな部署であろうがその会社のトップたちは記者会見を開き、謝罪するってことが今の常識だと思います。

自分が結婚した時に、その前までのメディアの方達は、写真の確認や自分のインタビューの確認をしてくれていました。

でも、報道や芸能系の方達は一切そんなこともなく露出していました。

そのメディアが悪いんじゃない。
同じ会社じゃないですか。
同じ新聞社じゃないですか。

「俺は芸能系じゃないから関係ない」っていうんですか。

カルチャー誌もファッション誌も、同じ会社に芸能人の事を色々書く部署ありませんか。
同じ会社じゃないですか。

もう一回考えてみてください。

自分たちが子供の頃、大人たちが作る社会が「本当にこれでいいのか?」って。

問うてみてください。

そのうえで、うちの廣末家の話題を口にしてください。
キャンドル・ジュン、廣末順のことをなんとでも書いてください。

ずっと自分は新潟の中越地震に行っても、広島に行っても長崎に行っても沖縄に行っても、戦争体験をしていないですし被害者でもない。
被災も受けていないから、被災者でもない。

だから、

「戦争を体験した人の気持ちはわかんない」って気持ちを大事にしてきました。

災害に遭ったことが体験がないから、それを大事にしてきました。

キャンドルジュン
出典:https://readyfor.jp/

今、自分や相手の子供たちは、自分と自分の妻のせいで、妻の不倫相手のせいで、とんでもない被害者になっています。

皆さんだけのせいとは思いません。

自分がもっと早く彼女を止めていればよかった。
もっと早く鳥羽氏の自宅に行っていればよかった。

メディアよりも先に止めることができれいればこんなことにはならなかった。

自分にも責任があります。

でも、どうか、お願いします。

こうして多くのメディアの方が集まってくれて、ここまでの話を「どこ」が「どう」切り取って出すか。
それを「くだらない」って思うかもしれませんが、廣末家のことに関心を持っている人たちも、しっかり、見てください。

できれば、この記者会見を以て、もうこのプライベートに関することでメディアに出るようなことはしたいとは思っておりません。

匿名で色々書かれる方。
できればやめていただきたいなと思いますが、脅迫文を送ったりだとか、そういうことも、自分へはいいですが会社とかスタッフには送ってほしくなくて、お願いしたいですし、これだけ曝け出しても、なおもそれが止まらないのであれば、

それを理由に次は私が命を絶とうと思います。

これを脅迫と思ってもらって、いいです。
でも、かつてあったと思います。

心ない誹謗中傷や匿名での言葉からいじめを受け、亡くなったとう方がたくさんいます。
それらをどう取り扱うか。

人が死んでしまったら、途端にメディアの人たちは「心の相談は」ってものばかり出して、なぜその人が死んだかってところは追求しませんよね。

だから今この時間に、説明しました。

自分はもう一回言います。

日本は唯一の被爆国であり、平和憲法を持つ国です。
こんなに豊かで助け合う、そんな国はないはずです。

なぜなら、長く続いた戦国時代があって、そのあとに長く続いた平和な江戸時代があるからじゃないでしょうか。

その時に育まれた「お互い様」って助け合う文化。
殺し合いを終えたそういう文化が今でも根付いていて、どんなに不条理なことがあっても悲しいことがあっても助け合うことの方を優先することがこの日本の文化じゃないかって。

自分は広島や長崎や沖縄や日本中を旅して被災が起こった場所に行って体験した人たちに出会って、悲しみから憎しみにという人たちも憎しみを持っていては生きられないから慈愛の心を持って、それでも生きるって人たちと出会ってきたから、

自分の今の出来事を憎しみに変えることはしてはいけないって
常に相手のことを思いやらなければいけないって

そう思い、

まぁ

元々ろくでもない奴ですからいまだに心の中には悔しい想いがたくさんですが、それでも多くの「約束してきた」人たちとちゃんと約束を果たしたい。
いつか広島や長崎の人たちのおかげで世界が学んで核兵器がなくなり戦争がなくなり、核の平和利用ということであった原発、それも福島の人たちから世界が学んで、そうではない小電力が当たり前になり、福島に世界中から感謝が集まる。

そんな日を迎えられる時まで「どんなことがあっても生きる」って。

そう約束してますけど、でも、何よりも自分の幸せは自分の子供たちと自分の妻がいる家が一番幸せです。
だから、

色々謝りますから、

モノ言えない子供たちの「いま」を
相手方の家族や関係者の「いま」を

これ以上追及しないでください。

-立ち上がり深々と-

「お願いします」

自分は結婚してからもうメディアに出ないって決めましたけど、「福島での活動のことは伝えなきゃいけないから」って。
毎月の月命日は毎月やってますけど、復興住宅でやったりこども園でやるから部外者の人を呼べない時もあります。

だからこそメディアの人は来てくださいって、呼んでいました。

キャンドルジュン
出典:https://readyfor.jp/

6月11日の月命日も福島のメディアの人たちは来てくれていました。
自分は最後に挨拶をした時に、今のように、

自分が広島や長崎で約束したこと
「おめぇたち東京もんの電気作ってたんだぞ」って言われた時の、謝ったこと

その謝罪の気持ちで今もこうして福島に通っていること
今ではこうやって自分だけではなくて沢山の福島の仲間たちが月命日を作ってくれることへの感謝

そんな話を滔々(とうとう)と話していました。

だから、自分のプライベートのことで世間を騒がせていることがどんなにくだらないことか、そんなことで騒がせてすいませんとも言いました。

その日にようやく相手方の奥さんの居場所がわかったから、これからけじめを取りますって言いました。
奥さんの居場所がわかったからとは皆には言いませんでしたが、「ちゃんとけじめつけます」って。
またそうやって自分のプライベートで賑やかにしますけど、楽しんでくださいって。

そしたら、「けじめつけます、お楽しみに。」ってなりました。

福島のメディアの人たちは自分のプライベートのことではなくて、

この月命日がどうやって二本松の人たちが集まって寺フェスというイベントを作り上げたか
どういうメンバーで月命日のイベントをしたか

そういったことをちゃんと取材してくれました。

福島の人たちは強くてカッコいい人たちばっかりです。
だからって福島に引っ越そうとかそういうことではないんですが、もし今後も何か自分に聞きたいことがあるのであれば、その時に来てください。

(一呼吸置き時計を見て)

すみません、時計が見えないので携帯を見ます。
2時になりますね。

質問とかそういったことを受けなければいけないなと思いますので、ここからは質疑応答の時間とさせていただきますが、「そちら側にいる方」という形での質問をという形ではなくて、こちらに来ていただいて自己紹介をしていただいてから質問をしてもらえたらなというふうに今日はさせてもらいました。

準備します。

-椅子を対面に整えて-

場所はこの辺で大丈夫でしょうか。
質問がある方はこちらにお願いします。

キャンドルジュン会見全文文字起こし 質疑応答

質問者:今日はありがとうございます。
キャンドル・ジュン氏(以下ジュン氏):(一礼し丁寧な口調で)マスクを取ってもらってもいいですか。

質問者:テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」のレポーターの山崎です、よろしくお願い致します。今回こういう風に会見を開いていただいてありがたいんですけれども、今回この会見というのは広末涼子さん自身もご存じのことでしょうか。

ジュン氏:伝えていません。

山崎氏:今回こういう騒動があった後というのは広末(涼子)さんとのお話というのは(あったのか?)

ジュン氏:こういったことが発覚するちょっと前に、彼女のお母さんも子供の面倒を見に来てくれていました。
自分がしょっちゅう家を留守にするというメディアもありますけども、北海道であろうと沖縄であろうと日帰りができるような仕事であれば極力日帰りをしたりフェスティバルの現場を作りに行っても、遠くても帰るようにしていました。

彼女が大変な状況になっていたので、極力夜、末娘を一人にできないので末娘と一緒に寝てあげなければと必ず帰って寝ていましたが、

自分と彼女の雰囲気が険悪だからなんとかしてほしい」と、彼女のお母さんに言われて、彼女からはその時にも「離婚してほしい」と言われていましたが、「その理由は?」って言ったら、「夜中に電話するの怒るから」って。

普段は彼女は仕事や家事で疲れて子供たちと早く寝てしまい、朝も早くから子供たちの弁当を作る。でも、そうではない精神状態に陥ってしまったら様々な人に連絡をしたり、寝れなくなってしまう。今回もまたそういったことが起きたから、でも、頭ごなしに怒ってしまっては逆上してはいけないと思い、しばしだんまりを続けていたら「ほらまたそうやって怒る」って言われて。

それがきっかけで彼女が夜家を出るようになったんですけれども、そこから毎晩自分が末娘と一緒に寝ましたが、長男も海外から帰ってきて「子供たちがママのことを心配している」「なんとかしてほしい」と母に言われたんですが、「せめていつ離婚するかだけでも言ってほしい」って、言われて。

キャンドルジュン
出典:https://news.yahoo.co.jp/

ああ、彼女のお母さんも離婚を喰い留めてくれると思っていましたが、そうではなく、いつ離婚するのかだけでも言ってほしいって言われ、それ以上会話することなく仕事に行ったんですけど、その夜帰ってきたら彼女が話があると言って、子供たちが「ママが毎晩大変だから心配してる」と。「あなたが出てってくれれば私が子供たちと一緒に寝れるから、あなたがいるから私が寝れないんだ」って、言うから。

でもその時私は、彼女が「あなたが今大変な状況なんだから、家にいないで一人になれたほうがいいんじゃないの」って言ったら、「子供たちはどうするの」と。「子供たちに聞いてみる」と言って、離婚の話とかまだ何もしていないのに皆がいるリビングに行き、「パパとママは離婚するけど、どっちと暮らしたい?」と言い始め、長男や次男は「ママのことを守んなきゃってこともあるからママといるよ」と。末っ子はただ泣くばかりで。その時にどこか自分の心が崩壊してしまい、もう自分が出ていくしかないとなり、荷物をまとめて家を出ました

山崎氏:それはいつぐらいの話ですか。

ジュン氏:それは、メディアが騒ぐちょっと前です。そこからあっという間にメディアに出て、家にいるかと思っていたら彼女と子供たちは事務所が「安全な場所に」ということで、そこにいたようで、自分はアトリエや事務所で寝泊まりをするという日々でした。ですから、この平常ではいられない彼女と普通の話はできない、そう思っていましたけど、彼女と相手方が謝罪文を出した日に彼女と電話で話をして、泣きながら謝罪の言葉をもらいました。

山崎氏:それ以降は広末涼子さんとはお話はされていないんですか。

ジュン氏:はい。

山崎氏:ジュンさんの中では離婚という話を受け入れるのでしょうか。

ジュン氏:自分の幸せはこの12~13年近くですけど、2年に1回ぐらい舞台など様々な仕事など色んなことで彼女の安定が崩れること以外は最も自慢できる幸せな家族だったってずっと思ってますし、できればその頃に戻りたいなと思っています

ですが、彼女や相手方や事務所側が一方的に主張したと一緒で、まずは自分なりの謝罪を相手方の奥様の所に訪問したり、会社やスタッフや関係者のみんなと話をしたり、そして、この会見をしたあとに明日から弁護士の方にどうするべきかということを相談していきたいなというふうに思っています。

これまで、相手方の家に行くのはどうなんだとか、脅迫って取られたらどうなんだとか、記者会見じゃなくてYouTubeの配信でいいんじゃないかとか、文書をファックスするだけでいいんじゃないかとか、今後の自分の、、わかんないですけど裁判だとかに対して不利になる可能性があるからやめたほうがいいんじゃないかと周りの人は言いましたけど、でも、そうやってもしかしたらこれまでも彼女自身も本当は本音が言いたくても事務所が止めたりとか、色んな人が止めるんじゃないかなとか、色んなそういう忖度だとか、色んなことがあるから本当のことが見えなくなるんじゃないかなって。

(ここでジュン氏のスマホのアラームが鳴る)

ジュン氏:そろそろ質疑応答の時間にしなさいっていう(アラームが)

山崎氏:(フォローしながら)もう始まってますから、大丈夫です、ありがとうございます。

ジュン氏:すみません、もう鳴らないと、、(思います)。スヌーズを(切れば)。ちょっとすいません。。停止じゃなくて、そうじゃないのを押しちゃいました。

山崎氏:大変ですよね、ひとりでやられて。。

ジュン氏:(気を取りなおされて)ですから、この会見が終わってから明日からそういった方々に相談させてもらって、今日のこの会見を本人や家族が観ているかわかりませんけど、そのうえでみんながどうしたいかっていうこともちゃんと話し合えたらなっていうふうに思っています。

山崎氏:そうしますと、私達が報道される前にはもうジュンさん自身では、鳥羽さんのことですとかご存じだったということですか。

ジュン氏:ある程度は。

山崎氏:その上で、ご自身で何かこう止めようという動きをされたということですか。

ジュン氏:はい。まぁできればメディアに出る前に相手方に説明をしたかったなと思いました。

山崎氏:今こうやって明らかになる中で、色々な私信ですとか手紙ですとかそういうものが報じられていますけれども、あまりにもプライベートなものなので、それがジュンさんの方から広末さんの行動を止めるためにマスコミに公開したのではないかというお話も聞いているのですけども、その辺はいかがでしょう。

ジュン氏:それはないです

山崎氏:そういう手紙があったということは知らなかったですか。

ジュン氏:一部は知っていました。でも自分からしたら、、、勝手な話ですけど、、SOSじゃないかなとも思いました

山崎氏:それはどなたに向けて。。?

ジュン氏:自分自身を制御できない彼女が普通の精神でしますか?派手な格好して、行きますか?できれば、そういうひとつひとつも、以前にもありましたが、相手方が「彼女が異常だ」と思って、留まってくれる人だったと思います。もう、相手方と示談した話ですので、詳しくは語れませんが、一回は自分も彼女のそういうLINEを見て、相手を確認して、彼女にわからないように相手のところに行き、決着をつけたこともありました。でももう、そういうこともしたくないし、できれば、とどまってほしいな。ずっとそう思っていました。

。。これ、できれば一人一問ずつの方がいいかなと思っていたんですが。

山崎氏:そうですよね、私ばっかり。すみません。どなたか他の方、あ、ではそちらの方。

(ここで質問者が交代する)

キャンドルジュン
出典:https://news.yahoo.co.jp/

質問者:初めまして、スポーツニッポンのヨシザワと申します。よろしくお願いします。

ジュン氏:もう一度お名前いいですか。

ヨシザワ氏:はい、スポーツニッポン新聞社のヨシザワと申します。本日はありがとうございます、よろしくお願いします。一人一問の方がよろしいですかね。はい、では一問だけ質問させていただきます。先ほどキャンドル・ジュンさんのお話の中で広末涼子さんが普通の状態ではない時があると、そういうお話をされていましたけれども、大体どのような時にどのような頻度で今まで結婚生活の中であったのでしょうか。

ジュン氏:なんでそれを知りたいんでしょうか。

ヨシザワ氏:まぁ、、あの、、今回鳥羽周作さんとの騒動があった時に、もちろん世間を騒がせている中、過去に広末涼子さんがどのようなタイミングであったのかというのが、実際どのような家庭生活だったのかっていうのが今回、表に出てお話されているわけで、実際その中ではどのようなことが、、家庭状況だったのかっていうのが憶測だけで我々も話すことができませんので、実際はどういう状況だったのかっていうのを改めてキャンドル・ジュンの口からお話いただきたいということで、そういう趣旨で質問させていただいております。

ジュン氏:そういうことがあったという事実を話させてもらいました。今も、もう少し具体的な例も話させてもらいました。こういったことをお話していくことで、どういう影響があるかということも自分の話としてお話をさせてもらいました。これ以上頻度がだとか、何がだとかいうことではないような気がしているので、ないのではないでしょうかということを応えにさせてください。

ヨシザワ氏:それと今回の鳥羽さん以外では過去に同じようなことはなかったということでしょうか。

ジュン氏:今言ったように一件ありましたが、もうその話は済んでることなのでこれ以上は話しません。

ヨシザワ氏:承知いたしました。ありがとうございます。-他にどなたか質問者のかたは?

(質問者が交代する)

キャンドルジュン
出典:https://news.yahoo.co.jp/

質問者:すみません、フジテレビの田中と申します、どうぞ宜しくお願い致します。私の方から一点ですけれども、先日の福島でのイベントのほうで、ご本人としてはちょっと順番が違ったというようなお話はありましたけれども、けじめをつけるということについては事実でございますか。

ジュン氏:はい。

田中氏:けじめというのは、どういったことを意味するのか教えていただけますでしょうか。

ジュン氏:まず、相手方の家族がいる場所を探して謝りに行かなければと思い、謝りに行きました。ですがその場所に鳥羽氏の車もあったことから、(ジュン氏が)一人で(鳥羽氏の)自宅に来ていることで彼がどう受け取るかがわからなかったので、文書に替えて投函するという形に代えさせてもらいました。

そのあと、次は当人たちと話さなければと思っていたら双方から謝罪文がネットで出ていると知りました。彼からは謝罪がないんです。その無い自分が彼の謝罪文を見た時に、「これからは料理に精進します」って、締め括られていたことに対してなんとも言えない気持ちになりました

自分は、自分は強いと思ってます。どんなことがあっても、こういうことも自分を強くしてくれるチャンスだって、、だから楽しんでいこうぜこういうことも、、て。。まぁそれこそ原発事故後の福島に通う車の中の一人で行き来する運転の中でも、放射能が自分を更に強くするんだと言い聞かせて、もっともっと強くなるってずっと思ってました。

でも、やっぱり彼の謝罪文を見た時に、怒りしか浮かばなかったです。大人げないかもしれませんが、だからといって彼の店に殴り込みに行ったんじゃないんです。調べたら意外にもネットで彼の事務所の番号が出ていて、電話しました。

受付の女性に「キャンドル・ジュンと申します、キャンドル・ジュンこと廣末順と申します。鳥羽周作さんにアポイントメント取りたいんですけど」って。「どういったご用件ですか」って言われました。「今、代表はリモートですから」って。

その受付にも大人げないかもしませんが腹が立ちましたが、「今世間を騒がせていることについて話がしたいのでお願いします。」「電話番号も今出てますから、その番号でいいですよね」って言われたので、「じゃあ電話くださってお伝えください」って言って切りました。

一向に何もなかったので2時間後にまた電話をして、次また違う受付の方が出ました。1回目の時点で午後1時には「sio」というお店に行くから待っていてくださいとも伝えました。2時間後に電話しましたが、また違う女性が「どういったご用件ですか?」と聞かれ、「リモートです」と言われ、「さっきもそれは伝えました」「確認します」「さっきのは本人に伝えてるはずです」って言われました。

すいません、今は受付の方を責めるつもりはないんですけど、でも、うちはちっちゃい会社ですけど、うちのスタッフたちは色んなメディアの人たちが来て、メディアと名乗らず店に入ってきて色んなことを聞き出してあとからそれを使われたりだとか、一生懸命自分や自分の家族のことを想って守ってくれるスタッフ達なんですけど、キャンドル・ジュンって名乗って廣末順って名乗ってもなお「リモートですから、お伝えしますね」って。。

sio
出典:https://news.line.me/

2回それがあり、もう一度「13時にはsioで待ってますから」って。そしたら彼から自分のパソコンにメールが来ました。

この度は申し訳ございませんでした」っていう謝罪の文章でした。「今日は他に用事があるのでごめんなさい」って言われました。

じゃあ自分は午前中から連絡をしていて、謝罪文を出したのはそちらであって、その日に、自分が勝手に思ってるからかもわかんないですけど、謝罪を受ける側である自分がアポイントを取っていて、13時にお店に行きますからって言ってるのに「ほかの用事があるから」「また後日」って、返事しますかって。

ちょっと今日は近くにいないんです、すいません。改めて必ず謝罪に行きますので」ってその時また返信がありました。じゃあ、今日はもう何時でもいいですからって返事しました。13時って決めたのは自分ですから、もう相手の時間に合わせるから何時でもいいからって返しました。でも、「後日必ず行きますから」って。そのメールで、それっきりになりました。

今日本当はこの場に、この時間にこういうことをするから、来て皆の前で謝罪しませんかって呼ぼうと思っていましたが、そんな吊るし上げるようなことをすることはいけないって、そう思って呼びませんでしたが、ここまで返答がないままなので明日以降は弁護士の方に相談して相手側の誠意である謝罪とはどういったことであるのかを教えてもらいたいなっていうふうに思っています。

田中氏:最後に、もしここにご本人がっていうところもあるんですけれども、(鳥羽氏がこの会見を)見てるかもしれないというところもありまして、もし伝えることがあったらいかがでしょうか。

ジュン氏:もうないです。今言ったことが全てなので、それは彼が選んだ言葉で、彼は大人で彼は会社をしていて多数の番組も持っていて、戸田市のPRも大使をされていて、自分と違ってNHKなり戸田市で記者会見を開くなりそれぞれが、、、

今「言いたいことない」って言ってんのに、言いたいこと言ってます。
止まらないので言わせてください。

敢えて言います。社会に信頼性を持って番組に呼ばれたり大使に呼ばれたり、そういう責任があるのであれば、文章一枚ではなくてそれぞれの関係する場所が、メディアが関わってるのであれば、その本人を呼んでいる側の、番組側もそうですけど、すぐクビにするんじゃなくて、その場で同じように謝罪するべきなんじゃないですか?って言いたいです。

それは鳥羽氏だけじゃなくて、鳥羽氏と一緒に番組を作っている方々、鳥羽氏と一緒に仕事をしている方々もそういう責任があるんじゃないですか?って。

何かあったらすぐ文書で謝罪、顔は出さない、一方通行。だから皆さんも憶測かもしれないことを書かざるを得ない、こういった体質は双方が作ってることなんじゃないですか?って。言いたいです。

そして、視聴率がとれないからとかそういうことではなくて、様々な企業が協賛して様々な番組が出来ているんだとすれば、代理店がどうだではなくて企業の方達、企業の代表の方達、危機管理の方達、SDGsの方達、もう一回考えてほしいんです。

どういったことに対して協賛すべきなのか、そうすればきっと、性善説を信じたいですけれども、芸能界の皆さんやメディアの方達ももっと違うやり方ができるんじゃないかって。

誰かが変えるのを待つのではなくて、いまそれぞれが「おかしいことはおかしい」って言ったり、悪いことをしたら直接謝ったりすることで子供たちの学校と変わらない健全な社会になるんじゃないかって、そう願っています。
質問からちょっと、、引き出されちゃった気もしますけど。、すいません。

田中氏:ありがとうございました、すいません。もう大丈夫ですか。

ジュン氏:はい。

質問者:フジテレビのオオムラと申します。ちょっと多分皆さんもモヤっとしてると思うので確認なんですが、今日の会見の趣旨というのか、ジュンさんのお気持ちというのを伺いたいのですが、先ほどの話だと奥様は3人のお子さんと一緒に家を出てらっしゃるということですよね。で、ジュンさんのお気持ちはこれからどうしたいんでしょうか。

ジュン氏:自分はさっきから言ってる通り、自分の幸せは子供たちと彼女と、彼女を取り巻く、自分がいない時でも子供の面倒を見てくれている家族・親戚たちと一緒にいたいなぁと思います。

ですが、とはいえ、これだけの出来事が露呈してしまってみんな苦しんでいる中で、この今日の自分の発言が更に彼女を苦しめるかもしれませんし、彼女の家族たちが守ってきたことを破ってしまったというふうになってしまっているかもしれませんし、どうすることが子供たちの一番なのか、ということを一番大事にしながら彼女とこれから話をしていきたいなっていうことが今言える自分の気持ちというか、明日からのというか、今日からの考えです。

オオムラ氏:許してもう一回やり直すっていう意思がおありなんでしょうか。

キャンドルジュン
出典:https://topics.smt.docomo.ne.jp/

ジュン氏:許すっていうこと以前に、それはまた誤解を生むかもしれませんが、彼女が暴走してしまったのは自分のせいだというふうに思ってますから許すとかそういうことではないんです。

オオムラ氏:先ほどね、リビングで子供たちも交えた家族会議。これは週刊文春の報道によると6月の4日に本人に取材が行ってると思うんですね。そして6月の8日に記事が出てます。その家族会議というのはいつあったんでしょうか。

ジュン氏:それは恐らく8日の前じゃないですか。

オオムラ氏:文春の直撃を受けた後っていうことですよね。

ジュン氏:受ける前ですかね。自分はいなかったと思うんですよ。

オオムラ氏:では広末涼子さんが週刊文春の取材を受ける前にその家族の話し合いがあったということですか。その日に離婚話が出てたということですよね。

ジュン氏:ただその離婚話というか、熱くなってしまってそういうことを言って「離婚理由は?」って言ったら「夜中に電話することを怒るから」と言われたので、「それだけ?」って言ったら「そう」って言いました。

オオムラ氏:その離婚という話が浮上したきっかけというのは鳥羽さんとの関係があったからかなとか、例えその、ジュンさんがね、夜中の電話で不機嫌だっていう、それを真に受けるか。。

ジュン氏:もう一回前の時に「もう順さんもこんな私と一緒にいるのは辛いだろうから離婚した方がいいんじゃない」っていうことは前に一回挙がっていたことがありました。でも、そういった「心が不安定になっている時」のことだったので、また今回もそういう状況だと思って堪えなければっていうふうに思っていました。

オオムラ氏:それは単なる心の不安定なのか、鳥羽さんとの関係があったからなのかと考えることはありますでしょうか。

ジュン氏:自分からしたら、たまたま相手が彼だったというふうにしか思っていません。まぁでも、まぁこれからは、これかもそして彼女がどれだけ、今も全然まともではないと思うんですけども、このあと話をして決めたいなと思っています。

オオムラ氏:話すことできそうですかね。

ジュン氏:わかりません。

オオムラ氏:せっかくだから話をしたいとか、今、こういう機会、、でこのあとは一切、、もう、ジュンさんは

ジュン氏:まぁそれはでも、きっとそういう絵が撮りたいのはわかるんですけども、自分がここに出てきた理由は彼女や子供たちや家族たちにこういった場を通じてモノが言いたいんではなくて、メディアの方達や匿名であらゆることを言い続ける方達に対して言いに来た場なので、彼女との話はこれからプライベートでしていきたいなと思っています。

オオムラ氏:わかりました、ありがとうございました。

(ジュン氏が壇上の中央に立ち)

キャンドルジュン
出典:https://hochi.news/

ジュン氏:すいません、14時半になりましたので。会場の方もこんなことをさせてもらえて本当に、ありがとうございます。14時半で終わって撤収をしなければいけませんので、これで終わりにしたいと思いますが、改めて皆さんと皆さんが情報を出すそして、その情報を受ける側、その情報を取り扱う皆さんに対して今日話した内容がどれだけ伝わっているかわかりませんが、それぞれの良心に問いかけながら出していただけたら、、そう願っております。今日は本当に、ありがとうございました。

キャンドルジュン会見全文文字起こし まとめ

以上がキャンドル・ジュンさんの会見の全文になります。
会見の中で聞き取りにくかった箇所や、言いよどみ繰り返された内容などは若干割愛しておりますがほぼそのまま全文書き起こしたものとなります。

キャンドル・ジュンさんの意向を汲み取り、変な切り取りや私的な解説等は入れておりません。
会見の中でキャンドル・ジュンさんが特に語気を強めた部分などはより伝わるよう記載しました。

キャンドル・ジュンさんが今回こうした形で会見を開いた理由として、昨今のメディアの在り方に疑問を抱きそれについて伝えたいことがあったからと語っています。

筆者自身も同じくメディアを持つ者として考え直さなければいけないと感じました。
行き過ぎた報道が問題視されるようになり久しいですが、キャンドル・ジュンさんのこうした勇気ある発信により少しでも世の中の空気が変わっていくことを願っています。